ふとしたことから、立原えりかにはまり、(最初に読んだのは、『飾り窓』だった)今に至る。
現在は、『倉吉文芸』「パスカル新人短編賞」「アンデルセンのメルヘン大賞」をメインに、投稿生活を送っています。
普段は、普通の会社員です。
ただ単に趣味で書き殴っているというのは、その通りですが、それでも、これが私の作品の基本テーマです。
よく、「やりたいことを自由にやれば……」なんて言葉を聞くこともありますが、とんでもない! 少なくとも私には、「やりたいこと」がなになのかを見つけるのが先です。
基本的にはファンタジーを書いています。
ファンタジーの世界では、人は死ぬ必然性はないし、不幸になる必然性もありません。逆にリアリズムの世界では、作者の意向とは全く関係なく、人はいずれ死にます。人のものを奪うのは「常識として」悪いことですし、お金がなければ生活は出来ません。リアリズムの世界では、意向を100%反映させるわけにはいきません。
私が立原えりかの作品にひかれたのは、そこに、作者の100%の意向の反映として、生活することの美しさが描かれていたからに他なりません。
100%の自由が許される世界で、自分が何を考えているかが、何をしたいかが解るのだと思うのです。キラや、ゆかりは、私の代弁者です。(もっとも、ゆかり――『LIVE』はファンタジーじゃないですが ^^;)
2004年8月追記:おかげさまで、2003年度の倉吉文芸賞を受賞いたしました。
あとは、また、気まぐれに書き足します。
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